社長の本音 NO.174

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当社のメイン催事「年輪祭」を8月31から実施していますが、緊急事態宣言中ということで近畿圏外の来客が少なく、残念ながら昨年を下回るご来社数となっています。

この様な状況の中でご来社頂きましたお得意先の皆様に感謝申し上げます。

7月に入り全国的に新型コロナの感染が広まり、多くの地域で緊急事態宣言が発令され消費マインドは一気に冷え込みました。政府も精一杯コロナ対策に取り組んでいますが、考え方や伝え方に不安と不満を感じています。

8月の実績は、昨年対比で売上91.7%、売上総利益82.8%、商品在庫101.4%、営業費120.7%という数字で、今期になって初めて売上・売上総利益共に昨年実績を下回りました。特に浴衣を始めとする和装製品と呉服商品が苦戦しました。

また、夏物商品の在庫削減も大きな成果が出ませんでした。期首である4月の時点では少なくとも上半期に昨年実績を下回る事はないと予想していましたが、厳しい結果となっています。

4月から8月の通期の実績は、昨年対比で売上111.9%、売上総利益111.6%、営業費93.3%で何とか増収増益で推移していますが、一昨年の実績は大きく下回っています。8月の成績や9月初めのご来客状況、そしてコロナの収束が見えない中で、9月以降ももう暫く相当な逆風が続くと覚悟しなければならないと感じています。

また、今期に入り特に非呉服の催事は増えています。しかしながら成果にバラツキがあり販促費は増加していますが、中々結果が出ていないのも不安材料です。

数か月前から、全国的に児童の登下校の際に車や自転車との接触事故が多発しているので、社用車や運送便のトラックの安全運転に配慮をして頂きたいとの声が近隣の方から何回か寄せられました。会社の前で通学している児童を見ていると特に小さな児童は友達と話しながら登下校しており、車との接触にハラハラする場面が結構ありました。

その様な時期に千葉県で飲酒運転のトラックに下校中の小学生がはねられ5人が死傷する痛ましい事故が発生しました。当社としても会社の付近での事故が起こってしまってからでは遅いという事で対策を立てました。

児童の登校は8時前後という事で運送便にはその時間帯の駐車は避けるように依頼しました。一方、下校は15時前後から16時前後とばらつきがあり車の出入りを制限する事が出来ません。その様な状況を踏まえCSRの観点から社員が交代して14時50分から16時20分まで交通整理を行う事としました。

未然に出来る限り事故を防ぐと共に、近隣の皆さんとの信頼関係を深め、企業のイメージアップにつなげていきたいと思います。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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