
社長の本音 NO.219
74期も早2ヵ月経過しました。
前期は浴衣関連商品が好調で良いスタートとなりましたが、今期は浴衣関連商品の数字が昨年を下回り、逆風のスタートとなっています。
一方、5月に関しては各お得意先の展示会が好調で大幅アップとなりました。
改めて成功した展示会を分析すると当社の担当とお得意先とのコミュニケーションが取れていることが展示会成功の絶対条件になっているように感じています。人間力を高めお得意先、お仕入先との信頼関係を深めて行かねばと痛感しています。
5月の実績は昨年対比で売上95.4%・売上総利益95.2%・商品在庫96.1%・営業費96.9%という数字に終わりました。
5月15日から18日まで「みやこめっせ」で実施しましたメイン催事の消費者セール「葵の会」の実績ですが来客はコロナ前に近づいてきましたが、高額品の売れ行きが悪く売上こそ昨年を上回りましたが、売上総利益は昨年を下回る厳しい結果となりました。
今期4月、5月の通期の実績は昨年対比で売上96.1%、売上総利益99.2%、営業費101.0%で売上総利益が微減にとどまっており苦戦はしながらもまずまずの滑り出しと感じています。
また今年で4回目になりますが6月1日から6月4日までウライさん、東京の丸上さんと3社で「水無月合同祭」をパルスプラザで実施致しました。ウライさん、丸上さん共に和光にはない商品力、企画力、営業力があり社員のレベルアップにつながっていると感じています。今年は昨年を下回る288社のご来場となりましたが、売上はほぼ昨年並みを確保しました。小売市場が厳しい中で今まで以上に魅力のある打ち出しをしなければご来場の回復は難しく感じています。
お忙しい中ご来場頂きましたお得意先の皆様、また商品を提供して頂き、搬入、搬出そして販売のお手伝いもして頂きましたお仕入先の皆様に心から感謝申し上げます。
6月も昨年は過去最高の売上が出来ていますが、低い利益率となっています。
4月、5月に引き続き今期の第一四半期は利益重視で何とか売上総利益の昨年並みを目指して進んで行きます。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い申し上げます。