社長の本音 No.192
今期、71期も後1ヶ月足らずとなりました。
昨年の2月はまん延防止重点措置が発令中ということで、中々消費マインドが上がらない状況が続きました。
今年はコロナも減少傾向で月初めのメイン催事「決算市」は昨年を大きく上回るご来社があり、販売実績はほぼコロナ前まで回復しました。
また、東京の「総合展」も昨年を上回り、そして今年初めての取り組みとなりました「みやこめっせ」での写真館・レンタル店対象のブース出展にて昨年にない数字を作ることが出来ました。
ここに来て新型コロナの逆風がかなり少なくなってきているように感じた1ヶ月でした。
また、催事に関しても多少のばらつきはありますが、概ね予想通りの数字を確保する事が出来ました。
2月に関しては呉服専門店様の催事が好調でした。
2月単月の実績は昨年対比で売上131.7%、売上総利益は昨年にコロナ関連商品の処分を行ったこともあり238.2%、商品在庫101.5%、営業費112.4%で終わりました。
下半期に入り業績の苦戦が続いていましたが売上は、予算を上回りコロナ前以上の数字を残すことが出来ました。
売上総利益は予算には届きませんでしたが、昨年実績は大きく上回り今期、後1カ月ありますが増収・増益を何とか確保できそうです。
今期4月から2月の通期実績は昨年対比で売上116.1%、売上総利益115.0%、営業費116.7%で売上は予算を上回っています。
今期も3月1日に例年通り次年度の人事異動の発表を致しました。
人事異動はその年の基本方針に沿った形で進めて行かねばなりませんが、来期は変革を加速することを大きなテーマとしています。
そのためには権限委譲と組織の若返りが求められます。若手のリーダーシップに期待しています。
また、2月3日に5月12日から15日まで「みやこめっせ」で予定しています当社のメイン消費者催事「葵の会」の決起大会を行いました。参加を頂きましたお取引先の皆様に感謝申し上げます。
今年は4年ぶりになりますが葵祭の実施が決まりました。
5月8日から新型コロナの感染症法上の位置付けがインフルエンザと同じ5類に引き下げられる予定で、消費マインドは大きく上向くと期待しています。今年は何としても「葵の会」を成功し72期良いスタートダッシュを切りたいと思います。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。