社長の本音 NO.131

当社のメイン催事の「決算市」を1月31日から2日まで実施致しました。天候の悪い中約260社のご来社を頂きムードとしては良く感じました。

 

お忙しい中ご来場頂きましたお得意先の皆様、商品提供して頂きましたメーカーの皆様に感謝申し上げます。今年は25日から催事を予定している同業他社も多くあり当社も引き続き売り出し体制で臨みたいと思います。

 

1月の実績は昨年対比で売上が99.5%、売上総利益96.0%、商品在庫108.3%、販管費101.5%という成績で厳しい月となりました。成人式が終ってからの商談が低調に終わり、また展示会の数字も押しなべて苦戦しました。相当、新しい取り組みを数多く実施しなければ前年並みの数字は残せないように感じています。

 

今期、4月から1月の通期実績は昨年対比で売上102.5%、売上総利益100.1%、販管費98.3%です。売上に関しては何とか昨年実績はクリアしています。売上総利益に関してはほぼ昨年並みという状況です。2月、3月で巻き返したいと思います。

 

今期の部門別実績ですが販売部では東日本が苦戦、関東、東海、西日本は昨年実績を上回っています。商品部別では特に和装小物が好調に推移しています。

 

日本経済はインバウンド消費をはじめ個人消費にも持ち直しの動きが加わり全体としては緩やかに拡大する展開となっています。

一方、和装業界は長引く個人消費の低迷や顧客の高齢化で特に展示会販売は苦戦しています。

また産地の弱体化から適品不足の声を多く聞くような状況が続いています。新しい動きとしては東京オリンピックに向けて様々な日本文化の発信が始まっています。和装業界もこの追い風に乗り遅れる事のないようにしなければなりません。

 

今期も後2ヶ月となりました。引き続きご指導よろしくお願い致します。

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