社長の本音 NO.223

当社のメイン催事「創業祭」を9月30日から10月3日まで実施致しました。
昨年は下回りましたが、200社余りのご来社を頂きました。お忙しい中ご来社頂きましたお得意先の皆様、また商品提供を頂きましたメーカーの皆様に心から御礼申し上げます。

9月の実績は昨年対比で売上92.3%・売上総利益106.9%・商品在庫97.6%・営業費98.4%という数字で売上は苦戦しましたが、売上総利益は昨年を上回りました。

9月を振り返りますと8月同様の異常な暑さが続きおしなべて展示会が苦戦しました。また、これまで好調であった振袖関連商品も頭打ちしています。
9月、売上ベースで見ると商品部で好調だったのは呉服商品で苦戦したのは和装小物、和装製品でした。
販売部で好調だった地区は東日本、関東、中四国、苦戦したのは関西でした。

74期も早いもので上半期が終わりましたが、4月から9月の通期の実績は昨年対比で売上91.5%・売上総利益101.0%・営業費103.4%です。営業費の伸びが売上総利益の伸びを上回っており、74期は久々に中間決算で減収減益となっています。しかしながら売上総利益としては過去最高額を残すことができております。それに伴い、一定の経常利益も確保しています。

上半期の総括ですが、昨年は4月から6月まで浴衣及び浴衣関連商品でOEMの大きな受注がありましたが昨年、浴衣が不振に終わったことから今年は受注金額が大きく減少したのが売上減の要因です。
また売上ベースで見ると好調だったのは呉服、苦戦したのは和装小物、浴衣等の和装製品でした。販売部では好調なのが中四国で苦戦しているのが関西でした。

30年続いたデフレも終わり、インフレ時代となっています。原材料や食料品、ホテル、エネルギー、そして賃金の上昇も続きそうです。これまでのやり方だと間違いなく営業利益は圧縮されます。付加価値の高い商品のウエイトを高め利益率の向上を目指して下半期進んで行きます。

前期は10月から3月まで6ヶ月大苦戦しました。業界全体としては厳しい状況が続いていますが下半期、巻き返しをしたいと思います。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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