社長の本音 NO.148

68期も早、第一四半期が経過しました。

6月の実績は昨年対比で売上98.3%、売上総利益99.9%、商品在庫95.0%、営業費90.6%という結果です。月末の追い込みで数字は伸びましたが、売上、売上総利益共に前年の実績には届きませんでした。昨年は浴衣等の夏物が大苦戦しましたが今年もまだ回復していないように感じています。

4月から6月の通期実績は昨年対比で売上99.6%、売上総利益101.7.%、営業費104.5%で売上はほぼ昨年並み、売上総利益は少しですが昨年を上回っています。今期も厳しい状況が続いていますが比較的好調なのは商品的には帯締め、帯揚げ、ゾーリバックといった和装小物、地域的には関西を含めた西日本です。

さて、5月から新しい時代「令和」が始まり3ヶ月経過しましたが和装業界全体的には「これをやれば業績が伸びる」と言った成功事例がほとんどなく決め手にかける状況が続いています。また平成のビジネスモデルが通用しなくなっているのは間違いないように感じています。

ちょうど71日の業界紙に大阪の現金問屋さんの破綻の発表がありました。ピークの売上250億が直近では34億まで落ち込み行き詰まりました。商品を安く仕入れて安く売ると言った従来の現金問屋さんのビジネスモデルが厳しくなっています。新しいビジネスモデルの構築をするためにはまず、業界の壁、業種の壁、組織の壁、また常識の壁を打ち破る事でひとつの答えが出てくるように思います。

そのような中で私自身の重点取り組みとしましてまず

第1はやはり社長でないと出来ないリスクの高い仕事

第2は10年先までは中々読めない中でせめて3年・5年先を見据えた取り組み

この2点を自分自身の仕事として進んで行きたいと思います。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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