
社長の本音 NO.224
和光にとっての下半期がスタートしました。
10月は月初めのメイン催事である「創業祭」のご来社が昨年を下回り、その後最後まで数字の挽回が出来ずに月末を迎えてしまった非常に厳しい1ヶ月となりました。
10月の実績は昨年対比で売上92.4%・売上総利益95.3%・商品在庫103.9%・営業費99.8 %でした。
商品的には非呉服と和装商品、地域的には近畿が苦戦しました。
10月を振り返りますと通常の売買では、振袖以外の一般呉服及び関連商品の日々の数字が相当落ち込んでいるように感じています。また、振袖関連商品は価格競争が益々厳しくなっています。催事に関しては予算を上回った催事もありましたが不発に終わった催事も多くあり、まだら模様の1ヶ月でした。催事の提案商品や催事への取り組み姿勢の見直しが喫緊の課題となっています。
4月から10月の通期実績ですが昨年対比で売上91.6%・売上総利益100.2%・営業費102.9%で減収減益となっていますが、一定の経常利益は確保しています。
商品的には呉服商品が好調で特に売上に関しては振袖が好調です。地域的には中四国、九州が売上、売上総利益共に昨年を上回っています。しかしながら、ここ数年の傾向として地域よりも担当で数字の格差が開いているように感じています。各得意先に信頼される人間力のアップが求められています。
働き方改革の一環として令和6年の7月に健康事業所宣言を取得して健康経営優良法人を目指しています。
健康経営とは社員やパートさんの健康を守る事が会社の成長や生産性の向上に直結するという考え方で、やりがいや働きがいをもって働ける環境を作ることが会社の永続発展につながるという方向性で、一流企業が多く取組んでいます。
今、和光は健康習慣アンケートを実施して結果を発表し健康課題の把握を行い具体的な施策の検討という第3ステップまで進んで来ました。健康経営優良法人の取得が最終目的ではなくこれは通過点で健康経営という考え方は時代の変化を見ながら永遠の課題であると考えています。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

