社長の本音 NO.150

このブログも早いもので150回となりました。

基本的に月1回のペースですがこれからも続けて参りますのでよろしくお願い致します!

当社のメイン催事「年輪祭」を92日から4日まで実施致しました。

昨年は94日、近畿地区を大型の台風が直撃しご来社も大幅減となり厳しいスタートとなりましたが、今年は天候にも恵まれご来社は3日間で227社と昨年を大幅に上回り、例年通りの盛り上がった月初めとなりました。

お忙しい中ご来社頂きましたお得意先の皆様に心から御礼申し上げます。

8月の実績は昨年対比で売上92.4%、売上総利益85.0%、商品在庫94.2%、営業費102.8%という厳しい数字となりました。

大幅に昨年実績を下回った要因としましては大手お得意先の秋冬物の投入が昨年は8月に実施致しましたが今年は9月にずれ込んだ事が上げられます。

また呉服、非呉服共に展示会も今一歩で終わりました。

浴衣を含めた夏物に関しましては業界全体としては大苦戦のようですが当社は何とか昨年実績はクリアしたと感じています。

4月から8月の通期の実績は昨年対比で売上98.8%、売上総利益101.4%、営業費103.2%で売上が昨年実績を下回ってしまいました。

商品的には引き続き和装小物が好調で呉服が苦戦しています。地域的には関東を含む東日本が苦戦しています。

何とか9月末、半期決算を増収増益で通過して勢いをつけ、下半期に臨みたいと思います。

最近の世の中の流れを見ていますと様々な分野で常識や価値観が大きく変化しているように感じています。

今年も大変盛り上がりました高校野球ですがここ数年で様々な変化が起こっています。

特に印象に残った3点をご紹介致します。

まず第1は岩手県の決勝戦に大船渡高校の佐々木投手を監督が肩の影響を考え出場させなかった事です。

佐々木投手が出ていれば決勝で勝利して甲子園でも大活躍したかもしれません。一昔前なら考えられない事ですが今ではひとつの考えとして受け入れられています。

2は開会式の途中で脱水症状を防ぐため給水タイムをもうけた事でニュースを見ていて私自身は衝撃的でした。

3はここ近年「脱まるがり」を認める高校が増えてきている事です。

いずれも今まで当たり前だった事が通用しなくなった象徴的な例であると思います。

昨年の晴れの日事件を踏まえて我々の業界もここでもう一度業界の常識が世間の非常識になっていないか検証する時期に来ていると思います。

そしてベースにしなければならないのは「信用」であると感じています。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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