社長の本音 NO.160

69期も早、第一四半期が経過しました。

4月、5月は新型コロナウイルスの感染拡大の防止という事で自粛営業が続き、厳しいスタートとなりました。そして6月はすべてのお得意先が営業を再開されいよいよ本格的な活動が可能な月になり昨対の80%を目標に取り組んできました。

しかしながら夏物を中心とした商品の動きが予想以上に鈍く苦戦の月で終わりました。

6月の実績は昨年対比で売上73.2%、売上総利益70.4%、商品在庫117.1%、営業費116.4%という結果で、4月、5月に引き続き月次で赤字となりました。

4月から6月の通期実績は昨年対比で売上58.4%、売上総利益58.5.%、営業費88.5%で経験した事のない数字の落ち込みです。

7月はプロ野球も始まった事から「和光開幕宣言」をスローガンにして71日から3日まで本社で「そろばん市」と「振袖髪飾展」、4日から6日まで札幌移動市、14日、15日と名古屋総合展を実施致します。

まず7月に昨年実績をクリアしてコロナ対策の助成金も活用しながら9月末の半期決算での黒字化が当面の目標です。

 新型コロナウイルスの発生以来ピンチはチャンスという言葉をよく聴きます。一般的にはピンチの後にはチャンスがやって来るというニュアンスで使っていると思いますが私は何もしなければピンチの後にチャンスが来る事は少なくピンチのままかもっと悪くなると考えています。

そしてピンチをチャンスにつなげていくために大切な事は現状に対する危機感を経営者が持ちその危機感をどれだけ多くの社員が共有しているかが第一ステップです。

次に意識や行動を変化から進化につなげていくかがポイントであると思います。そしてそのためにはやはり経営者がどれだけ無駄な部分をやめる勇気があるか、そして新しい事を始める覚悟があるかが、チャンスを迎える分かれ目になると思います。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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