社長の本音 NO.171

70期も早2ヵ月経過しました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、10都道府県に第3回目となる緊急事態宣言が4月25日に発令されましたが、6月20日まで延長となりました。
宣言の再々延長という事で消費マインドがじりじりと低下していますが、予定通り6月20日で宣言が解除されることを心から期待しています。

例年の5月はメイン催事の消費者セール「葵の会」で利益の確保をはかり、期首のスタートダッシュにつなげる月ですが、今年も会場の「みやこメッセ」が使えずギリギリの判断で本社ビルにて実施致しました。
自社ビルという事で集客人数に限界がありましたが、当初の予定を上回る実績ができたことは、今後の催事の取り組みの中で参考になる経験でした。

5月の実績は昨年対比で売上119.4%、売上総利益158.6%、商品在庫103.6%、営業費93.5%という数字に終わりました。

売上の回復はまだまだこれからですが、肌着や着付け小物等の定番品が昨対で約200%に回復した事はプラス要因です。
一方浴衣関連は、昨年に引き続き夏祭りや花火大会の中止で今年も苦戦しています。

4月、5月通期の実績は昨年対比で売上137.2%、売上総利益145.8%、営業費85.3%です。4月に引き続き5月も月次の黒字は確保することが出来ました。

5月31日から6月3日まで実施しました当社のメイン行事、花やわらぎ展(秋冬物発表会・夏物現品市)のご来社数は昨年実績を上回りましたが、一昨年から見ると大きく下回っている状況です。

新型コロナの終息が見えない中で選択と集中という考えは取らず、分散と多様性という考えの元、多くの選択肢をもって一歩ずつ成長していきたいと考えています。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い申し上げます。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる