社長の本音 No.190 


皆様、あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。


山高ければ谷深し、谷深ければ山高し、ここ数年の新型コロナの影響で谷が深くなりましたが、その分、次に来る山は今まで以上に高く成長するチャンスにしなければならないと考えています。
新型コロナの感染が始まり早3年経過し足踏みをして来ましたが、「2023年は守りから攻めに転じる年」をスローガンにして新たな企業の姿を目指し1年間、旗振り役を務めて行きたいと思います。

12月の業績ですが、昨年対比で売上99.6%・売上総利益98.0%・商品在庫100.7%・営業費113.6%という成績で終わりました。売上・売上総利益ともに中旬までは昨年を上回っていましたが、月末の数字が伸び悩み昨年実績に少し届きませんでした。

12月も引き続きになりますが呉服、非呉服、共に催事が苦戦しました。
また、これまで好調に推移していた振袖関係の和装小物もここに来てちょっと頭打ちしました。
特に催事に関してはコロナ禍で新規の顧客の開拓が中々進んでいないのがじわじわと影響しているように感じています。
和装・洋装またすべての業界で新規客の獲得が喫緊の課題となっています。

4月から12月の通期実績は昨年対比で売上116.5%・売上総利益112.3%・営業費117.8%です。
売上に関しては通期で予算達成しており通期の売上予算の40億は上回る見込みです。


今期はテーマを「自社の強みを活かし成長戦略を追求」として進んで来ましたが、売上が大きく伸びた要因は和光の得意な商品である和装小物・和装製品がコロナ前の水準に戻った事があげられます。従いまして和光の強みを活かした成長戦略は一定程度出来た1年であったと思います。


今期も残すところ3ヶ月となりましたが、12月末では経費の伸びが売上総利益の伸びを上回っている事から増収減益という状況です。あと3ヶ月で利益の確保をはかり前期に引き続き今期も増収増益で終わり4月から始まる72期の弾みをつけたいと思います。


引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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