社長の本音 NO.145

第67期が終りました。あっという間の1年でした。

 

3月の業績は昨年対比で売上93.3%、売上総利益71.1%、営業費86.6%、商品在庫99.5%で当初の予想以上の大苦戦となりました。特に利益で苦戦しました。

67期4月から3月までの通期実績は昨年対比で売上95.9%、売上総利益94.0%、営業費98.5%で残念ながら減収減益で終わりました。

 

減収減益は10年ぶり、売上を落とすのは9年ぶりで厳しい結果となりました。同業他社が数字を落している中で和光はここ数年数字を伸ばしてきた事で、私自身に気の緩みがあったと反省しています。そしてこの減収減益の責任は私自身にあると感じています。

また現在の和光の社員構成を見ますと新入社員を含め入社10年未満が約55人、と業績が比較的好調であった時期しか知らない社員の割合が増えています。社員全員で危機感を持って気持ちの切り替えを行なっていかねばならないと思います。

 

67期の売上、利益の落ち込みですが大きな要因は主力得意先である専門小売店の弱体化やこれまで和光の成長に大きく貢献をしていたネット販売の得意先やレンタル先が全体的に頭打ちしている事が上げられます。商品的には和装小物以外すべて前期の数字を落としました。

 

また売上・売上総利益共に昨年を上回ったのが8月、12月、1月のみで、特に9月、10月、11月と最も数字の大きな3ヶ月の苦戦が減収減益の大きな要因で今期対策を打たねばと思います。

 

そしていよいよ新しいビジネスモデルの構築やM&Aも視野に入れなければ持続可能な成長は難しくなって来たと感じています。

68期は「全社まるごと変身戦略」という基本的な考えのもと

テーマを「各部の垣根を越えて営業力アップに挑戦」

サブテーマを「過去の延長線上からの脱却」としました。

今期は特に各部門の連携を深め営業力を高めて前期の挽回をはかりたいと思います。

いずれにしてもお得意先、お取引先、そして社員からも選ばれる会社を目指して旗振り役をして参ります。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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